2015年の2月に新婚旅行で5泊7日で行きました。日本は冬真っただ中でしたがバリはちょうど雨季の直前でとても天候に恵まれました。
スミニャックエリアにある「ヴィラ・アイル・バリ」に宿泊しました。
初めてのバリ旅行で土地勘はなかったのですが、程よくビーチに近く、ショッピングモールにも近く、恐らくバリの中でも一番人気エリアであろうスミニャックエリアにしました。
まさにリゾートホテルといったホテルで、各部屋の敷地ど真ん中にプールがあり、オープンエアのダイニングキッチン、部屋も広くバスルームもベッドルームぐらい広く作られていました。
毎日コインを1枚もらえてフロントでビール(ビンタンビール)やソフトドリンクと交換してもらえます。
スタッフの大半の方は日本語が話せるのでコミュニケーションも苦がなく快適に過ごせます。
モーニングセットのプランにしたのですが、ナシゴレンやミーゴレンといったバリならではのご飯と自家製のフルーツジュースが付いてきました。
バリと言えばナシゴレンのイメージだったのですが、ホテルでミーゴレン(ナシゴレンの米が麺に代わった焼きそば)を初めて食べてすっかりはまりました。和食のメニューもあり、白米に味噌汁、卵焼きや煮物があったのですが、出汁の概念がないのか少し物足りなかったです。
一度だけホテルでディナーを取りましたが、オープンダイニングでバリ舞踊のショーを見ながら食事ができました。ただ日本の中級レストランと同じくらいの価格帯だったため、疲れて外食したくない時くらいにしかおすすめはできないです。
ホテルにはスパも併設されており、市内のスパより少々値が上がるものの、施設がきれいで対応も非常によくとても満足できるものでした。
ホテルの近くにはコンビニやちょっとしたスーパーもあり、スタッフの方が空いていれば車で送ってもらうこともできます。運転手さんは日本語が通じず、なまりのある英語でしか会話できないのが難ですが。
旅行代理店で現地のパッケージツアーを契約し、寺院やビーチといった主な観光地を回りました。
各所各所でお土産屋さんに連れて行かれたのですが(これは日本のバスツアーでもそうですね)、周りの日本人観光客がこぞって買い物しているので自分も買わねばと思い、チョコやせっけんなんかを買ったのですが、後日現地の人が通うショッピングモールに行ったら価格が半分以下で売られていたというのがざらにあったので、ツアーで立ち寄るお土産屋さんでの買い物はおすすめしません。
ツアーで立ち寄ったウルワツ寺院ではバリ民族舞踊の一つでもあるケチャックダンスを鑑賞しました。テレビでもよく取り上げられるウルワツ寺院のケチャックダンスは迫力があり、またタイミングよくサンセットの時間帯だったので今でも深く印象に残っています。
ケチャックダンス鑑賞のあとはジンバランにあるイカン・バカールというビーチレストランで海を見ながらのディナーでした。サティ(日本でいう焼き鳥)や魚料理を食べましたが、有名な観光ルートでもあるため価格設定も強気なものでした。食事中にギターを抱えた流しのグループが現れて、日本の唄(kiroroとか)を勝手に歌ってはチップをせびるといった現地でしか味わえない体験ができます。
現地で急遽予約したツアーでビーチに行ってマリンアクティビティも体験しました。ちょうど卒業旅行のシーズンでもありビーチでは遊んでいる半数が日本人でした。
ビーチでのバナナボートや浮き輪につかまって高速でボートに引きずられるという体験はバリでしかできないと思うので、とっても怖いですがぜひおすすめです。
バリでの買い物やお土産はスーパーマーケットやショッピングモールがおすすめです。価格設定が観光仕様になっていないためお手軽にたくさん買えます。
スーパーに一歩入るとドリアンのにおいがぷーんと匂ってくるのも特徴的です。特に大型のスーパーでは食品から雑貨まで多く取り揃えているので、一か所ですべての買い物が済ませられます。
インスタント食品やバリコーヒーなんかは数十円で買えるため職場や友人といった多くの人へのお土産には最適です。
バリの観光ガイドブックを持参しましたが、一番頼りになったのは旅行代理店の現地窓口でした。
プランを立てていったものの、中一日暇になってしまい、駆け込みでツアー予約したら、そのツアーが一番良かったです。
ホテルや現地ガイドの人には日本語が通じることが多いですが、お店のスタッフやタクシーの運転手には英語もあまり通じないことがあります。
特に現地での移動はタクシーを使うことが多かったのですが、英語の発音慣れしていないためか目的地とは全く違う場所に連れて行かれてしまったことがありました。(運転手さんには悪気はありませんでした)
また、バリ島自体が日本人の観光客が多いため客引きがとても多いです。
タクシーやスクーターで毎回すれ違いざまに声を掛けられるため、渡航歴が少ない人はうんざりさせられるかもしれません。