カメラ片手に買い物三昧、フォトジェニックなバリを巡る旅。

2019年4月上旬から5泊の旅でした。

クタ1泊→ウブド3泊→サヌール1泊と移動しました。買い物と自然が好きな女性目線ですが、バリのリピーターなので、本当に行ってよかった場所をご紹介しています。

バリ島のどこのエリアに滞在したのか?

<クタエリア>では、クタビーチへ徒歩で行けるイダ・ホテル・クタ・バリ/Ida Hotel Kuta Baliに宿泊して、ホテルを拠点に散歩しながらお土産探しをしました。バリらしい彫刻がドアに施された一軒家のバンガローに宿泊し、お買い物の後はプールで泳いだりのんびり過ごしました。お風呂にバスタブがあるのも嬉しいポイントです。

<ウブドエリア>ではバリ・ボヘミアン・ハット/Bali Bohemia Hutというインスタ映えする伝統的なかやぶき屋根の建物に泊まりました。室内の雑貨や家具などもカラフルで細部までかわいらしく、カメラ女子にはワクワクが止まりませんでした。朝食などは併設されたレストランでとれるので便利です。ウブドの有名な観光地、モンキーフォレストの入り口のすぐ横にあるので、レストランから猿を眺めることもできます。2人で宿泊するのにおすすめのホテルです。

<サヌール>ではスタナ・プリ・ゴパホテル/Stana Puri Gopa Hotelというビーチにも近いホテルで、新しくはないものの、敷地内に緑が多くのんびりとした雰囲気のホテルに宿泊しました。周りに飲食店も多いので便利な立地でした。

バリ島のどこを観光したのか?

<クタエリア>
クタエリアでの目的はお買い物です。レギアン通りではもちろんですが、
空港近くのサンセット通り/Sunset loadにあるオリジナル・サーフ・アウトレットもバリに行くときのお目当てのひとつ。マリンスポーツウェアのアウトレット店で、ROXYやvolcomなどのブランドのサーフィン用品が充実しているため、水着やTシャツを安く手に入れることができます。

【伝統芸能鑑賞はウルワツ寺院で】
夕方には高さ70mの断崖絶壁にそびえる寺院で、伝統的なケチャックダンスを鑑賞するために、車で45分かけてウルワツ寺院にいきました。ダンスが始まる日没前には寺院を観光し、日が暮れ始める頃に野外の円形会場に座ります。人気の伝統芸能だけあって、男性たちの力強い掛け声と、本物の火を使ったトランスダンスなど、迫力満点で目が離せませんでした。

<ウブドエリア>
バリ島をリピートしているのも、来るたびに神秘的な空気感に感動するからなのですが、中でも雰囲気が大好きで必ず訪れるのは、クタからシャトルバスで1時間ほどの場所にあるウブド。芸術家が集まるエリアで、発展しつつもまだまだ自然が残り、地元のヒンズー教の人たちが伝統衣装に身を包み、お線香をたき、お供えのお花を捧げてお祈りする姿が頻繁にみられます。

中心地にはセンスのいい雑貨屋さんが立ち並び、買い物天国。ウブドのモンキーフォレスト通りには可愛い服飾雑貨店が本当にたくさんあって、しかも安いので、ついついたくさん買ってしまいます。自分用のお土産に服やサンダル、バティック模様のストールを買いました。KIREIという店名の靴屋さんでは、皮素材に手書きのイラストが描かれたサンダルが可愛く、鼻緒がヤシの木のデザインなどがあって、しかも丈夫なのでリピートしています。路面店には清楚なレースの白地のトップスや、カラフルな子供服なども安くあるので、お土産にちょうどいいです。サレン・アグン王宮の近くにある市場でも、パサールウブドでも南国のフルーツや地元のお土産を買うことができます。

中心地を抜けると、豊かな自然が広がり、パワースポットが点在しています。一日レンタカーを借りて、周辺を観光しました。

① ティルタ・エンプル寺院
ウブドから車で約45分の場所にある聖なる泉の湧き出る寺院として有名なティルタ・エンプル寺院は、浄化のスポットと呼ばれており、観光客でも湧き水から流れ出た聖水で沐浴をして体を清めることができます。源泉は青く澄んでおり、ずっと眺めていると心が落ち着きました。

② タナ・ロット寺院
そして、バリ南西部、ウブドから車で約45分の位置にあるタナ・ロット寺院もとても不思議な寺院でした。海岸の岩礁の上に建っており、干潮時に行ったので、寺院まで歩いて行くことができました。異教徒は寺院内に入れないので見ることはできませんでしたが、中の洞窟からは聖なる泉が湧き出ています。満潮時には波に浸ってしまう場所にあるにも関わらず、聖なる泉は真水とのこと。とっても不思議で神聖な気分になりました。濡れてもいいサンダルで行くことをお勧めします。

③ ペングリプラン村/Desa Penglipuran
景観が美しくインスタグラムなどがきっかけで観光客が訪れるようになったという、ペングリプラン村という場所へも行ってきました。ウブドから車で50分くらいの山奥にあり、自然と調和した家、寺院を中心に伸びる一本道の左右に配置された家々が何とも魅力的でした。ここに住む人々は、村の中で結婚相手を探さなければいけないという決まりがあるそうで、そうして伝統を守っているようでした。竹で編まれた家壁やかやぶき屋根に苔のむした素朴な建築が美しい村でした。

④ トゥカッド・チュプン滝/ Tukad Cepung Waterfall
そして途中にもう一か所、フォトジェニックな写真を撮りに、トゥカッド・チュプンという滝を目指しました。急な階段をどんどん下り、川を渡った所にやっと見えた、緑に囲まれた滝。そして反対側には、うっかり見過ごしそうになった、巨大な岩場に隠されたひっそり美しい滝もありました。滝を前に水着で写真を撮るヨーロッパ人の人がいたり、そこは知る人ぞ知る撮影スポットのようでした。アドベンチャー感満載の場所なので、濡れてもいい服と、丈夫なサンダルで行くことをお勧めします。

他にも、バリ絵画に興味があれば、バリ島のダリと呼ばれたアントニオ・ブランコの作品が見れるブランコ・ルネッサンス美術館もおすすめ。ユニークな美術館の建物自体も楽しめます。

夜はモンキーフォレスト通りのカフェで頻繁に行われているミュージックライブに耳を傾けながら、お酒を飲むのも楽しい過ごし方です。

<サヌール>
サヌールではビーチ沿いをのんびりサイクリングしながら観光しました。途中、ビーチで白い衣装に身を包んだ人たちが集まり、ヒンズー教の儀式をしているのを見かけることができました。ヒンズー教は本当に行事が多いらしく、旅行者でもこういった日常のバリを垣間見れるのも魅力です。

アシタバというお店では、バリで人気のお土産である、インドネシアに自生するシダ科の植物「アタ」を使ったアタバックを安く購入できました。

【なんでも揃う、超大型お土産専門店】
食べ物系のお土産は、帰りの空港に行く前にクリシュナという地元で有名な超大型総合お土産専門店で、バラマキ土産を購入しました。面白いなと思ったお土産は、健康食品のテンペを使ったチップスや、乾燥したオーガニックカカオ豆がそのままおつまみとして食べられるものでした。ここでも安さに負けて服や、可愛い木彫りのティッシュボックスを買ってしまいました。

【空港でもお土産がたくさん!】
また、空港の国際線出国ターミナルでもお土産が充実しており、値段もそこまで高くないので買い忘れたお土産をついつい追加で購入してしまいました。

バリ島で役にたったものは?

【安く移動したい人必須のアプリ】
GrabやGo-jekという配車アプリが便利です。空港からも乗車可能で、空港タクシーよりも安く手配できます。ただし、ウブドでは入れないエリアがあったりするので、ウブド内は徒歩観光、もしくはレンタカーがおすすめです。

バリ島に行く人にアドバイス!

【お腹を壊したくなければ注意が必要】
水には注意が必要です。バリ島の水でお腹を壊す日本人が後を絶たないということで、飲み水はミネラルウォーターを購入しました。お腹の弱い人は、歯磨きの水もミネラルウォーターを使用したほうが無難です。エリアにもよりますが、海の近くだとシャワーの水にも海水が混ざっているような味がします。人にもよりますが、生野菜や氷であたってしまうこともあるので、心配な人は食べないほうが無難です。

【エコツーリズムを意識させるバリ】
レストランで飲み物を頼んだら、竹のストローで出てきたり、タピオカ粉からできたビニール袋が使用されていたり、エコを感じさせるバリですが、2019年からコンビニなどでもプラスチック袋の使用が全面禁止になり、有料の不織布の袋を購入しないといけないので、買い物の際にはマイバックを持ち歩くのがお勧めです。

【トイレで困ること】
ローカルな場所のトイレにはトイレットペーパーが置いていないこともあるので、ティッシュペーパーは常に持ち歩きました。

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