秋の日本が涼しくなってきたころから5泊で行きました。
Nusa Dua Beach ヌサ・ドゥア・ビーチの近くのヒルトンバリリゾートのホテルです。このあたりは観光ホテルが集中していますから、いろいろなアクティビティーを体験することができて、万が一トラブルに合ったときも対処しやすいかと思ったからです。ホテルはやっぱりヒルトンのブランドということもありまして、文句はありません。何もかもが美しくて、きれいで、もう今の時間が永遠であってほしいとさえ思いました。バリには驚くほどの安い価格のホテルもいくつかありまして、そういったところも考慮はしていたんですが、やっぱり思いっきりリゾート感を味わおうということになりました。南の島の素朴な空間にそびえる城といった感じのヒルトンホテルは今までで一番贅沢な空間だったんではないかと思っています。あの風景の素晴らしさは、どこを写真としておさめても、よくできた1枚の絵になるくらいなパワーがありました。
1つ注意していただきたいのは、食事中のことです。ベランダや外などで食事をしていますと、猿が寄ってくることがあります。そして食事を持っていこうと近付いてきてしまいますから、安全のためにも食べ物はさっさと口に入れてちらつかせないようにした方がいいんではないかと思います。もういないだろうと油断をされたりなんかしておられますと、どこからともなく突然目の前に現れては食べ物を頂戴しようとしていきますから。
でもこういった体験もあまりに貴重なものでした。大自然の広がりを感じますし、彼ら猿たちはこの島の住人です。敬意を表して、不要に近づいてちょっかいなどを出したりしないようにしたいものです。
ヒルトンバリリゾートは、食事、施設、部屋、サービスなどどれをとっても最高級です。海の青さ、緑の豊かさなど…そしていつも聞こえて来る、バリ語、インドネシア語などが異空間にいるような気持ちにさせてくれます。とてもエキゾチックで、魅力たっぷりにあふれた非常にチャーミングな島だと思います。
観光ではもちろん近くの美しいNusa Dua Beach ヌサ・ドゥア・ビーチでたっぷりと時間をすごしたりしたんですが、ハーディーズ ショッピングセンターHardy’s Shopping Centerにもいってきました。地元っぽい雰囲気のショッピングセンターで、看板などの掲げ方が日本とは何となく違うんだなあという、細かいところでも違いが見られましたので、それは現地の人々の考え方の違いでもあるんだなあとゆっくりと歩きながら考えていました。それだけではなくてもショッピングセンターに行く途中の街並みだけでも見てるだけで何となく不思議な気持ちになりました。今自分はどこに居るんだろう…といった気分でした。バリの通貨はインドネシアルピアです。全体的に安いのがバリなんですが、自分には4万ルピアと教えられたものが、一緒に行った相方には3万ルピアみたいに違ったことがありました。割と交渉をするようなことが出て来ますので、気おくれせずにしっかりと話をするようにしたいものです。あとは全体的に安い部分はあるんですが、予想よりは普通の値段のものも結構あります。日本と同じくらいの値段のものなのに、何故か安いと感じてしまうような場面もあったり、高級なものと、安いものが混在していたりして金銭感覚は狂いがちですので注意した方がいいかもしれません。
お土産におすすめなのはバティック生地です。バティックは、布全体にワックスレジスト染色を施すインドネシアの技法で、バリでよくみかける布地などに使われえいます。 この手法は、インドネシアのジャワに由来していまして、あるツールでレドットとかラインを描いたりします。またはキャップと呼ばれる銅のスタンプでレジストを印刷することによって作成されたりもします。こういった民族衣装的な生地を使って作られた今風の洋服などが自分は大好きです。バリの人々のアートセンスは優れているなあと感じる瞬間でもありますね。
バリ旅行で便利になるものは、帽子、サンダル、サングラス、薄手の長袖などです。鞄や財布などは旅行の基本ですが、しっかりと身につけられもの、あとは日焼け止めなども持って行った方がいいですね。自分たちが行った秋のシーズンは10月くらいでしたので、バリ旅行には適した時期だったそうです。気候は最高に気持ちよかったですよ。
カジュアルな民族的な島だと思うんですが、フォーマルな場面などもありまして、もうちょっとしっかりとした洋服も持っていけば良かったなあと思うことがありました。何とか見た目を調整したんですが、フォーマルは一着は合った方が良かったですね。とにかく総合的に見てみますと、何も問題はなく楽しい旅ができたんではないかと思っています。これから行かれようと思う皆様も、下調べは十分にされて、より楽しい旅にして下さいね。