食べてばかりのバリ旅行

2年前に新婚旅行として1週間バリ島に滞在しました。

宿泊したホテルはヴィラ・ディシニとうヴィラタイプのホテルです。エリアについては特にこだわりはなかったのですが、ヴィラタイプとホテルタイプとで迷った結果、新婚旅行ということもあったので、国内ではなかなか味わうことが出来ないヴィラタイプを選択しました。
生け垣を挟んでヴィラが並ぶタイプのホテルだったのですが、他人の視線を気にすることなく、開放的な空間が演出されており、非常に満足いくホテルでした。ヴィラ内に小ぶりですがプールもあり、朝一に水浴びするのが日課になりました。
また、スパに力を入れているホテルだったため、ホテル内で2回もスパを体験しました。
スタッフは日本語が出来る方ばかりであったため、コミュニケーションはすべて日本語で行うことが出来ました。
かなりの数のルームサービスメニューがあり、ヴィラ内に運んできてくれるので、ゆっくり寝て食事をとるというスローライフを体験することが出来ました。

お土産はウブド周辺のマーケットで木工細工と山(丘?)の中腹くらいにあるアートギャラリーで額付きの絵を購入しました。どちらも日本円にすると1000円するかしないかくらいで、それなりにしっかりしたものを買うことができるので、お土産としてのコストパフォーマンスは高いと感じました。これらの場所では現地通貨以外に日本円やドルでも支払うことが出来るので、万が一の場合は日本円をそのまま持っていくのも一つの方法です。お土産屋さんでは一応その日のレートで計算してくれていました。
逆に寺院周辺など完全に観光地化されているような場所だと、日本人だとわかるとボッタクリ価格で商品を紹介されるため、注意が必要です。それらの店舗では、商品に値札が付いていないことがほとんどで、店員の言い値になっていることがほとんどです。どんなに気に入ったものがあっても、そのような店舗では買い物をしない方が良いでしょう。私は麻の短パンを4000円くらいで売り付けられそうになりました。
併せて「初めてバリに来たのか?」という質問をされることがあるのですが、これも土地勘や価格勘があるかを試す質問なので、嘘をついても「何回も来ている」と言い切った方が防衛手段として良いと思います。

マリンスポーツを楽しむためにレンボンガン島にクルーザーで移動したのですが、乗船した際に1階のカフェのようなエリア(ファミレス席のような形でブースが切られたテーブルと座席のエリア)に通されてコーヒーが出てきます。クルーザーが出発すると1階部分は激揺れするので、5分くらいで耐えかねて甲板に出ました(早めにコーヒーを飲んでおいた方が良いです)。甲板もそれなりに揺れるので、船酔いに苦しんでいる人が多数いました。船酔いは万国共通であると再確認しました。揺れに耐えるコツとしては船のセンターライン付近の席に座れると揺れ幅が少なくなるので、隅の方に座るよりはるかに楽に過ごすことができます。
また、船上では生演奏もあるので(良くこの揺れの中でリズムが狂わないものだと感心しましたが。。)、たまに流れてくる知っている曲に耳を傾けてひたすら酔いに耐えるという感じでした。これが行き帰りの往復であるので、ご注意ください。
レンボンガン島自体は非常に海が綺麗でマリンスポーツをするも良し、バーベキューするも良しの素晴らしいところでした。
また、サルがいる寺院にいったのですが、サルは人のものを何でも持っていくので、貴重品やアクセサリー等は身に着けずにしまってしまう事をお勧めします。
白人のグループがサングラスを子ザルに取られて大笑いしていましたが、笑いごとで済むものを身に着けていくくらいがちょうどよいと思います。
インド洋にサンセットする中でケチャを見て、夕食を食べて帰るという定番のコースもお勧めです。

定番ですが、「地球の歩き方」はものすごくためになりました。また、旅行パックの中に現地の日本語ができるスタッフがついてくれたので、こちらで何かを調べるというより、彼に色々オーダーを出すという形でした。
電源コンセントの変換アダプターも安いものでよいので、持って行った方が良いです。日本人向けのホテルでもコンセントの規格はバリのものとなるため、アダプターがないと携帯の充電もできません。
マリンスポーツをするのであれば、使い捨ての耐水性のあるカメラを用意することをお勧めします。日によっては日差しが強いので、水着の上に着る服などもあった方が良いです。
逆に使えなかったものとしては、念のために持って行った電子辞書です。
バリ島ではバリ語が使われるため、インドネシア語対応のものを持って行っても全く使い物になりません。(第二外国語くらいには使えると思っていましたが、それなら英語の方が伝わるといった感じです。)

新婚旅行だったので、ビーチでウェディングフォトを撮ったのですが、若干天気が悪かったこと(曇っていた)を、ずっと嫁に言われ続けるので、撮影の予備日を用意しておき、潔く日にちを改めるという選択も良いと思います。
また、車で移動する際に、渋滞する時間帯や区間はとにかく渋滞して全く進まなくなるので、時間に余裕をもって移動プランを立てた方が良いです。私たちは現地のドライバーとガイドが付いていたため、予め行きたいところや見たいものを伝えるだけである程度はアレンジしてくれていましたが、それでも渋滞によって予定通りとはいきませんでした。
加えて道路事情ですが道路自体は綺麗に舗装されていますが、原付バイクが車の横を抜けて行ったり、対向車が中央ラインを割って曲がってきたりと事故がなかったことが不思議なくらいな場所が多々ありました(特にウブドまでの道はスリルがありました)。
お金に余裕があるのであれば、万が一のための保険に入っておくことも必要な選択であると思います。

NO IMAGE
twitterでもバリの現地情報を発信してます!