2019年2月に行きました。5泊6日の日程です。
私が宿泊したエリアはウブド地区でした。このウブド地区に決めた理由は、バリ島の田園風景や寺院を探索し現地の文化や生活習慣が残った場所を見学することで非日常的な景色の中に飛び込みたいと思ったからでした。ウブド地区は空港から離れた場所にある標高の高い地域であったことから、他のバリ島にあるエリアと比べると天候が変わりやすくゲリラ豪雨が予兆もなく1時間ほど降り続いたりするような大自然の中を満期できる環境でした。気温は時期にもよりますが30度を越す日々が続いていたので、宿泊しているヴィラを出て5分も歩けばTシャツは汗でびっしょりと濡れてしまうほどでしたので、ゲリラ豪雨で洋服が濡れても特に気にならないような感覚に次第に慣れていきます。剛に行って郷に従えということばがあるように、バリ島のウブド地区は時間が経過するにつれて次第に現地の人たちと感性が似ていくのを肌で感じていくことができます。大自然が多く残っており日本では決して見ることができないような植物や木々が生い茂っている田園風景や山道をバスで駆け抜けているときには違う惑星に来たとさえ思えるような感覚でした。天候が変わりやすいので山道を車で送迎してもらっているときには雷がゴロゴロと鳴り響いておりちょっとした恐怖心を抱くほど、日本の雷よりも迫力が強いようにも思いました。山の麓にあるバイキングレストランにも訪れることができ、熱帯雨林を見ながら食べるバリ島料理であるナシゴレンやミーゴレンを食べているとバリ島に旅行へ来たと感じられます。
旅行で最も重要なホテルですが私が宿泊したのはヴィラタイプの「ザ ドゥスン」でした。道路に面した場所にあり、5メートル近い壁と3メートル近いドアがあり、そのドアを開けると中央にプライベートプールがあり、プールサイドには木々が生い茂っているなんとも自然に溶け込んだパノラマのホテルでした。宿泊する建物は、鉄骨のホテルという感じではなく、見た目からもバリ島らしさを感じるような様式で、茅葺屋根になっており到着したらすぐに記念撮影を撮りたくなるほど綺麗な建物と景色が溶け合っていた空間でした。
ほぼ完璧と感じらえたホテルでしたが、部屋を探索してみると驚きの連続でした。まず、テーブルの上に置かれたウェルカムフルーツは果物がたくさん乗っていたのですが、ハエがたくさん集まっていて申し訳ないのですが食欲が出ませんでした。次に、部屋の中は大きなベッドを蚊帳で囲うようになっており、エアコンも完備されていたのでとても快適に夜を過ごすことができました。最後に、最も驚いたのはトイレでした。部屋の屋外にあるベランダ部分シャワーがあり、トイレはその隣だったのですがなんとトイレには扉はなく屋外で開放的に行うというものでした。ただし便座は洋式タイプだったので友人と宿泊される際はトイレを使用している時は近寄らないように先に告げてから使用するのをお勧めします。
バリ島で行った観光地はティルタウンプル寺院でした。ここでは10世紀から14世紀に建てられた古い寺院を見ることができます。ヒンドゥー教の教えに沿っており、寺院に入る場合は素足を見せてはいけないため、男性も女性も短パンやミニスカートで訪れた際は入り口でスカーフのような布を借りることができず、そちらを腰に巻きつけて寺院に入ることになります。この寺院に関わらず他の観光地でもちょっとした注意事項とすれば、野犬を見ることがあったので狂犬病などの恐れがあるので無闇に触ったりするのは避けた方が良いと言えます。また、貧困層が居住している地区もあるので、物乞いをされることがありますのでここは心を鬼にして良かれと思って安易にお金を恵んでしますと収集がつかなくなりずっと付き纏われてしまう恐れがありますので注意しましょう。
バリ島では特にインターネットを使用することがなかったので、私は日本から持ってきた地球の歩き方を持っていきました。旅行ガイドブックよりも詳細な内容が記載されているのでとてもためになりました。特に、滞在4日目になると日本食が恋しくなり、現地になるお寿司屋さんなどの日本食レストラン探しにとても役立ちました。
バリ島に行く人へのアドバイスとしては両替は空港では行わずに町にある両替所で行うことがお勧めです。空港の両替所はレートが高いです。少しでお得なレートで両替をしたいという人には街中にある現地の人も安心して利用できるとお墨付きをもらっているような場所ですると良いでしょう。
また、空港では入国ゲートに入ったら現地の見ず知らずの人が自分のキャリーバッグを運ぶ手伝いをしようと声をかけてきますが、そのまま何も気にせずにお願いしてしまうと50メートルほど過ぎたあたりで運んだ分の運賃を請求されてしまいます。トラブルになったりする場合があるので、到着早々嫌な気分で旅がスタートしないためにも安易に判断したり対応しないように気をつけておきましょう。